名島店のブログ

真夜中の刺客

草木も眠る丑三つ時・・・

 

網戸から入るひんやりした風も心地よく、すよすよと就寝中、

ぷーん・・・とかすかな、あの聞き慣れた羽音。

 

耳元に近づいては離れ、またぷーんと寄って来る。

半分夢見心地で手で追い払うも、しばらくするとまたぷーん、その繰り返し。

そのうち、あれ、何かかゆい、かゆいよ。

夢の中であちこち、かきかき。そしてまたぷーん・・・

 

 

とうとう、イライラして起きてしまいました。枕元の灯りをつけ時計を見ると夜中のど真ん中、2時半。眠い目をこすりながら辺りを見回しても・・・いない。きゃつめ、どこに隠れたのか・・・

ふと見ると、あぁ、やっぱり、左中指の関節と、右手の甲、それに右のくるぶしがぷっくり膨らんでいます。一か所で済ませればいいのに、なんで三か所も刺すかなぁ。

毎年、部屋の中に蚊が入ってくる事がほとんどなくて快適な夏を過ごしていたというのに、今年はどうなっているんでしょう、まだ6月ですよ。おまけに梅雨前。

今からこれでは、真夏になったらどうなってしまうんでしょうね。

私は、キン〇ョールとかベー〇マットの匂いが苦手なので、とにかく蚊が入ってこないのが一番なんです。

そして・・・

また寄ってきたら返り討ちにしてやろうと思っていたのに、しばらく様子を伺ってもきゃつの気配は無し。

お腹一杯になったのかな? いい気なもんだ。こちらはすっかり目が覚めてしまったというのに・・・。

仕方ないので、電気を消して横になりiPhoneを手繰り寄せ2chのニュース速報でも読んでみる事に。

 

「冷却モーターが焼け焦げ停止 福島第一原発4号機の燃料プール」

 

いきなり、ええええー!? 余計眠れないじゃないの。

 

「AKB総選挙 フジ生中継」

 

ふーん。大変だろなぁ。プレッシャー半端ないだろうなぁ。でもあんまり興味ないな。

 

二ユース画面を追ううちにまぶたが重くなり、あ、眠れそうと目をつぶった時・・・

そこに、ダークホースの第二の刺客登場。

 

うちのねこが夏掛けの中に入ってきたんです。

私が夜中に灯りをつけてもぞもぞしていたので、ねこも巻き添えをくらって目が覚めてしまったのでしょう。

私が横を向いて眠っていると、私の胸とお腹に自分の背中をぴったりくっつけて腕枕で眠るのですが、それがお互い暖かくて気持ち良いのは、寒い冬の話。

 

暑いのに、ねとぼけてるな・・・

 

まぁ、しばらくすればねこも暑くなって出ていくでしょうから、それまでのがまん・・・と軽く考えていたら、いきなりごろごろの大音響。そして、私の腕に乗せていた小さな頭をずらして始まったのは私の二の腕ふみふみ。

それも、念入りに手首にスナップをきかせて延々と。寝とぼけているのか何なのか。

あまりに熱心なので一寸おかしくなって私も目をつぶって小さな声で、最初は、えんやーとっと、えんやーとっとと合いの手を入れていたのですが、これが悪かった。

一向に終わる気配がないのです。

 

うっそぉ・・・ちょっといい加減やめてよ・・・

 

でも、ねこは目をつぶったままごろごろとのどを鳴らしふみふみを続けます。まずい、このままでは眠れなくなって明日寝坊してしまう・・・

それで、熱心にふみふみしているのに水を差す様で悪いけど、ねこの手をそっと握って

 

はい、もうお仕舞。よしよし・・・

 

と、言って聞かせたのですが私の手から前足をゆっくり抜くと、またごろごろふみふみをはじめるのです。うーん。ふみふみ自体は可愛いし、夜中でなければどれだけふみふみしたって構わないのですが、今は困る。困るよ。眠れないじゃない。

これ以下、ねこの手を握る、ねこが手を抜く、ふみふみする・・・の繰り返し。

 

やめてね、やめろ、やめなさい。

 

でも、自分も合いの手を入れた手前、あまり強く言うのも可愛そうなので仕方ないもう少し我慢するかな・・・と半分諦めモードに入った時、

暑い。なんだかすごく暑い。

ねこがぴったり毛皮をくっつけて動き続けているんですから、それはもうアンカを抱いているのと同じです。

あわてて夏掛けをめくって一瞬すっとはしたものの、暑いものは暑い。

・・・そこへ、きゃつの羽音。

私の体温が上がったせいでしょう。ねこのふみふみが、思いがけず招かざる客を招いてしまう結果となりました。きゃつはどうせそのあたりの物陰にでも潜んでいたのでしょうが・・・

 

そのあとの私は、

ごろごろ、ふみふみ、暑い!ぷーん、かゆい! ごろごろ、ふみふみ、暑い!ぷーん、かゆい・・・

だったのですが、でも気が付いたらもう朝だったので、暑い・かゆいよりいつの間にか眠気が勝っていたんですね。でも眠いのに眠れないのは本当につらかった・・・特にこの年で睡眠不足は堪えます。

しかし、あの羽音は神経にさわる。ぷーんと言うよりちーんに近いかな。妙に高くて小さい羽音がきゃつのぶれないやる気を感じさせ、G(←例のアレです)の黒光りと並んで私の中では、鳥肌物の東西横綱クラスです。

一方・・・昨夜の熱心なふみふみはどこへやら、ねこは自分のベッドですよすよと寝息を立て、行ってくるねーと声を掛けても目も開けず、おしりっぽで返すのみ。こちらもいい気なもんです。

 

さて、笑いごとではなくこんなに早く蚊が出るなんて予想外です。

去年は真夏でもほとんどへやには入ってこなかったというのに、やはりこの暑さのせいでしょうか。殺虫剤の匂いがダメなわたしにとっては頭の痛い問題ですが、あれ試してみましょうかね。ムシコ〇ーズ。匂いもなさそうだし、どうでしょう。

 

第二の刺客 生後10日頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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