名島店のブログ

ピエール ドゥ ロンサール

 

 

思わずトップから画像を張り付けてしまいましたが、花色といいロゼッタ咲きの花びらといい、これはピエールドゥロンサールではないでしょうか。

 

美しいと思えば、その花の銘などにはこだわらないのですが、ピエールドゥロンサールにはほかのばらより少しだけ思い入れがあるのと、このばらがあまりにもその花姿に似つかわしくない、人目につかない路地裏の住宅を支える擁壁にほかの草花といっしょに無造作に植えられていて、思ってもみない場所で目の前に広がった光景には、まさかという思いで一寸興奮してしまいました。

 

・・・でも、もしこれがピエールドゥロンサールでないとしても、それはそれでかまわないのです。

この美しさは銘で変わるものではないですからね。

 

つるはまだ沢山のつぼみをつけているので、今からまだしばらくはこの無機質な灰色の擁壁を美しく彩ることでしょう。

開いた花はその重みで茎をしならせ、どこかデカダンな雰囲気で咲く場所などまるで意に介さない風です。

 

洋書に見るようなイングリッシュガーデンで、剪定し誘引されて形を仕立てられたばらも見事ですが、誰に賞賛を受けるでもなく人目のない路地裏で、時期がくれば当たり前に咲いて、当たり前に散ってゆくこのばらには、胸にせまる美しさがありました。

 

週末のウォーキングを兼ねた路地裏散策では、日常のストレスをリフレッシュ・リセット出来て、そのうえ素晴らしい物が見れたり、小さな出会いがあったりするのでそれを楽しみに、家事と1週間分のたまった用事を済ませて出来るだけ出掛けたいと思っているのですが、週に一日の休日ではそれが難しい時が多々あります。

 

そんな時は、気もそぞろで、漂泊の思ひやまず・・・

 

芭蕉の気持ちがわかる今日この頃です。

 

イヌバラ。山の手の茂みで雨にぬれてひっそりと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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