以前のブログで、銘茶園の煎茶の中でもお値段の安い「さつき」についてちょっとふれた事がありました。
「さつき」は、福岡県八女のお茶で100g 210円。
食事の時は絶対「さつき」と愛飲されているお客様がいる反面、普段使いに100g 630円の山笠金や、100g 840円の若つみを飲んでいらっしゃるお客様には
「さつきは毎朝仏様に上げるお茶に使うの。高いお茶はもったいないからね。」
「安いお茶は、色がついているだけじゃないの?」
などなど、一寸残念な評価をいただく事の多いさつき。
ですが、飲んでみるとさっぱりさわやかな中にもお茶の甘みとこくがあって美味しいんです。
私も初めて口にした時、まず最初にお茶の苦みが広がるのかと思っていたら、まず甘み、それから渋みの無いまろやかさ。お茶の苦みももちろんあるけれど、それが角のないさっぱり感につながっています。
自己主張しすぎずにお米の甘みを引き立てる。これが、食事中のお茶には「さつき」と言われる理由なんですね。
どんなお茶が好みか・・・という事もあると思いますが、まだ「さつき」を一度もお試しでないお客様には、お食事中のお茶としておすすめ致します。
各店舗の特売日では量り茶が2割引きになりますので、その機会に是非お試しくださいね。